夫の仕事の都合で、北イタリアの田舎町に期間限定で暮らしています。
イタリアでの生活も1か月が過ぎ、感じたこと・気づいたことをまとめてみました。
笑顔と挨拶から入るコミュニケーションが好き
イタリアでは
「Buon giorno!」か「Ciao!」
と挨拶してからお店に入ります。
個人店はもちろん、大きな量販店などでも、レジでは必ず挨拶する習慣があり、プラスしてその時は笑顔。
笑顔と挨拶から入るコミュニケーションっていいなぁと個人的には大好きです。
単純ですが”歓迎されているなぁ”と感じられますし、なによりお互い笑顔だと楽しい。
笑顔を絶やさないように過ごしていきたいと思います。
親切、人懐っこい人が多い
私が今住んでいるのは、北イタリアの田舎町。
観光客はもちろんのこと、自分たち以外のアジア系の人をほぼ見かけません。
それ故に差別とか受けるのかな…と心配していたのですが、それは杞憂でした。
「どこから来たの?」
「この野菜は焼いて食べたら美味しいよ!」
「こっちのほうがいいよ!」
など、スーパーで買い物していると、けっこうな頻度で話しかけられます(笑)
それも「これはいったい何だろう???」と悩んでいると声をかけてくださるんですよね。
イタリア語が全く分からないのでキョトンとしていると、片言の英語や身振り手振りで教えてくださる方も多くて。
たった1か月程度で、と思われる方もいるかもしれませんが、1か月暮らしてみた素直な印象は
「親切で人懐っこい人が多い!暮らしやすい!」
農産物は質が良くて手ごろ、日用品はお高め
物価が高いイメージのあるヨーロッパ。
1か月きちんと家計簿をつけてみての印象は、食料品特に農産物はクオリティが高くてお手頃だけれど、日用品は高い!
野菜や果物などは感覚的に日本の8割程度、パスタ・オリーブオイル・パン・チーズ・ハムは7割程度の感じです。
肉や魚は日本と同程度、クオリティまで加味すると、お値打ちに感じます。
ただ、日用品は明らかに日本のほうが安いですね。
日本なら100円ショップで買えそうなものが、3~500円するので、そこはちょっと大変。
特に感じるのがウエットティッシュ!
携帯用の小さいものでも300円近いので、日本にいたころのように気軽には使えなくなりました。
スキンケアは(肌に合えば)現地のものがいい
日本より乾燥していて、お水の質が硬水のため、肌荒れなどを心配していました。
化粧品やスキンケア商品などは、日本で愛用していたものを持ち込みました。
けれど、日本から持ってきたものではどうも乾燥してしまい、ちょっと困っていたんですよね。
あるとき思い立って、現地の化粧水と保湿クリームを買って使ってみたところ、これが大当たり!
化粧水は”メイク落とし・化粧水・乳液”の3役をこなすという、ふき取りタイプのものを、スーパーで在庫が少なくなっていたものにチャレンジ。
在庫が少なくなっている=よく売れていると単純な考えです
朝は洗顔をせず、ふき取り化粧水で拭くだけにしたところ、肌の乾燥が解消されました!
保湿クリームはイタリアのプチプラコスメ「KIKO MILANO」のもの。
これもまたこってりしたクリームで、ばっちり乾燥を防げました!
幸い肌に合ったので、トラブルもなく快適に利用できています。
やはりスキンケア用品などは、現地の気候や水質も考慮して作られているのかな?
現地のものに変更してよかったと感じています。
洋服はサイズ選びが難しい
イタリアは世界的に有名なファッションブランドがいくつも生まれた地。
「おしゃれ」「ファッショナブル」といったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
確かに街ゆく人もおしゃれな人が多いなぁと感じます。
みなさん自分に合ったものをよくわかっている!
色やデザインはもちろん、サイズ感もぴったりなんですよね。
お腹の出たおじさま方も、その体系だから似合う服装を熟知されている印象。
そういった方々に触発されて(笑)お洋服を買いに行って困ったのがサイズ感!
日本のものと比べると、まずはパンツの丈が長い(笑)
わたしは身長が166㎝あるので、日本ではパンツのお直しをすることがほぼありませんでした。
しかしイタリアではパンツの丈があまりまくる(笑)クロップドパンツをはいてちょうど10分丈になる感じです…
さらにはトップスは胸元が空いたものが多い&バストが余る(笑)
個人的にはある程度衿ぐりが詰まったトップスが好きなのですが、あまり見当たりません…
まぁ、イタリアにいるとき限定でも、現地のファッションを楽しんでみようと思います。
まとめ:毎日楽しく暮らしています
実際にイタリアに行くまではいろんな心配をしていました。
日本が恋しくなって、すぐに帰国しちゃうんじゃないかな…なんてことも思っていたり。
しかしいざ暮らしてみると、楽しくて仕方ありません。
たかだか1か月程度ですが、個人的には不自由なく暮らせています。
もちろん日本とのギャップを感じる面も多々ありますが、のんびりマイペースで生活を楽しんでいこうと思います。
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